昭和・平成を起点に。民芸店から、婦人服・雑貨のセレクトショップへ。

知恵と手間と心を込めた、、伝統の手仕事が大好きで、日本各地を周り、昭和の時代から、日本各地を周り探し、買い付けて参りました。
初めは、民芸店を地元で開業し、家業の手漉き和紙や、手染めの衣料品も製造したのち、東京の百貨店にも出店、販売させて頂きました。
ちょうどバブル真っ最中、東京と長野、無我夢中で往復を繰り返し、ただただ忙しかった事が何年も続いたように記憶しております。
それから長野も、冬のオリンピック前後には、地方都市と思えない、にぎやかさで商店街も活気に溢れていました。
平成10年(1998年)は、長野にとっても分かれ道でしたね?
これを境に、じわじわと不況風が吹き始め、2年後には地元百貨店がいきなり倒産!当店も売掛が焦げ付き、大分ダメージを受け、マスコミには被害者扱いされ、世の浮き沈みを味わいました。
しかしその後、10年20年、相変わらず当店は、多少の様変わりはありますが、好きなもの、グッドテイストな商品を追い求め、お客様のいいね!!を励みに、縮小縮小にしていき、年もどんどん取っていってしまいました。当然ですケド!!

さてそして、その終点間際にコロナ危機にぶつかってしまいましたぁぁぁ。
ここで又、もうひと踏ん張りしないと、とても生易しい気持ちでは乗り切れることではありません。ちゃんと舵取りしないと、今までと同じやり方では、もう明日は無い状況です。
人が全く通らなくなった大通り、街は閑散と、まるでゴーストタウン。ポツポツと僅かな常連様だけを頼っていたら、店はなくなるでしょう。

ではー!ということで、2020年から始めました。インターネット!!この道も、手強そう~~ ですが!!!

次回は、未来に向かう、その取り組みについて、具体的に書いてみます。

萌木屋 社長の徒然記

日々思うことを書き綴っております。